満開だった桜の花も散り、新緑の季節になりました。
さて、(公財)鳥取県教育文化財団調査室中部調査事務所では、昨年に引き続き国道313号改良工事に伴う発掘調査を実施します。今年度は、平ノ前(ひらのまえ)遺跡と小鴨道祖神(おがもさいのかみ)遺跡の調査を行う予定にしています。
事前の調査で、平ノ前遺跡では弥生時代から中世の土器が出土しており、小鴨道祖神遺跡では竪穴住居跡が確認されています。
何が発見されるか、これからの調査に期待がもたれます!新たな発見や調査の様子などを、随時このホームページをお伝えしていきたいと思います。 今日から表土剥ぎを開始しました。表土剥ぎは、現代の田んぼの土(表土)を重機で取り除く作業です。重機で30~50cm掘ると、遺跡が残っている土が見えてきます。表土剥ぎが終わると、人力で遺跡の調査をします。