平成25年度
桂見鍋山遺跡
 

2013年11月22日

水田の層を掘り下げると、その下から自然の川跡が見つかりました。調査では、川跡の写真を撮ったり、川の埋まった様子を記録して、8月から始まった平成25年度の桂見鍋山遺跡の調査が本日で終了しました!!

思い返せば猛暑の夏から木枯らしの吹く晩秋にかけてのあっという間の4か月でした・・・。

これで昨年度から続いた桂見鍋山遺跡の発掘調査は終了です!!
これからは室内で遺物の整理作業や報告書作成などを進めていきます!




 

2013年10月22日


水田の層から、田下駄が10点以上見つかりました!
田下駄とは田植えなどを行うときに水田に足がしずみこまないために履く農具の一種です。

桂見鍋山遺跡で出土した田下駄は半分に割れていて、全体の様子がわかるものはほとんどなかったのが残念です。
      

2013年10月18日

調査区には厚い泥炭層(枯れた植物が長い間分解されずに堆積した層)がありました。それを掘り下げていくと、古墳時代前期(約1700年前)の水田の畦が顔を出しました!


その水田の写真を撮るため、桂見鍋山遺跡ではラジコンヘリコプターを使用しました。ラジコンヘリコプターには小型の無線カメラが搭載されていて、手元のモニターで撮影対象を確認しながら好きなアングルの写真を撮影することができます。それでは、ラジコンヘリコプターにカメラを装着し、いざ、撮影です!!

空からみると、調査区の水田の様子だけでなく、湖山池や日本海などの桂見鍋山遺跡周辺の環境もよくわかりますね。
  
         
         このカメラで撮影します!


桂見鍋山遺跡と周辺の地形(南より撮影)


古墳時代の水田跡(上空より撮影)

2013年9月10日


調査区内の掘り下げを進めていると、薄い板状で穴の開いた石が見つかりました!この穴の開いている石はいったい何だと思いますか・・・?


正解は石包丁です。石包丁は主に弥生時代に稲の穂を摘み取るのに使用した道具です。片方の縁に包丁のような刃がつけてあり、2つ開けられた穴に紐を通して指にかけ、穂を刈り取ったと考えられています。
見つかった石包丁は割れておよそ半分しか残っていないため、穴が1つしか残っていませんが、もともとは2つの穴があったはずです。
残りの部分も見つかると嬉しいのですが・・・。

2013年8月19日

本日から桂見鍋山遺跡の調査開始!!
今年度は1−1区、1−2区の隣接する2区画を調査します。

まずは重機を使い現代の耕作土などを掘り下げます。これが完了すればいよいよお待ちかね作業員さんの出番です!

ちなみに・・・
昨年度の調査では、古墳時代や平安時代の水田跡が見つかっています。また、稲作に関連する遺物である田下駄・石包丁などが見つかっています。
今年度の調査ではどんな発見があるのでしょうか。