2010年6月30日

 坂長尻田平遺跡は、越敷山から延びる丘陵の先端部とその西側にある谷に位置します。
 
 3月から開始した調査で、丘陵の斜面部で竪穴住居跡、段状遺構、犬走り状の平坦面と溝、谷部で古代の掘立柱建物や、縄文時代早期、弥生時代中期、飛鳥時代の各時代の遺物を含む層を確認しています。

 また、谷部に近い丘陵斜面で、中世の掘立柱建物などもみつかりました。