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2015年11月30日
今日は現地調査の最終日でした。
最後の作業は、遺跡の土壌サンプルの採取です。まず調査区の外周の壁を垂直に切り直します。
そこに弁当箱くらいの大きさのプラスチックケースを押し込みます。
次に、ケースの周りの土を削り、壁面から押しボタンのように飛び出させます。
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土が固くてケースが刺さらない・・・。 |
最後にケースを壁から土ごと切り離し、整形して、ケースに蓋をします。ラップで包んで完了です。
採取した土壌サンプルは今後、エックス線写真やCTスキャンを使って土の構造を観察して、その成り立ちを調べたり、当時の自然環境や栽培作物の種類を調べたりするのに使います。
8か月間におよぶ発掘調査でしたが、今日、無事に終えることができました。皆さんお疲れ様でした。
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整形する手際は、さながらパティシェかカマボコ職人。 |
北から。突風の中でブレもなし。さすがはプロの仕事! |
2015年11月26日
今日は最後の空撮でした。
太陽は出てくれましたが、突風が吹き荒れました。予報では、午後はさらに荒れるとのことでした。
風に流されたり、あおられたりで、ラジコンヘリコプターがなかなか安定しません。
2台積んだカメラの1台を下して機体を軽くするなどの工夫をこらし、あとは空撮カメラマンの腕で、なんとか午前中に撮り終えました。
ところが予報に反して、午後になってから風が落ち着いたのは皮肉なものです。
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2015年11月16日
掘立柱建物群があった場所の地盤を掘り下げて、さらに古い時代の生活の痕跡があるかどうか、下層の状況を確認しています。
砂の中から弥生時代や古墳時代の土器片が時折出土しますが、いずれも角が取れて丸くなっており、上流から流されてきたものと考えられます。
平安時代の終わりごろに人々が暮らし始める以前は、まだ川の中だったようです。
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掘っても、掘っても砂ばかり。
あ、土器!なんだ、石かぁ。 |
平安時代の終わりごろの村落の姿です。 |
2015年11月12日
この写真は、10月27日に紹介した田んぼの下になります。
今回の調査で見つかった田んぼの中で最も古い時期のものです。田んぼの中はあぜで仕切られていました。
田んぼの脇に沿って溝が掘られ、その先は流路につながっていました。
この溝は田んぼの水を出し入れするための水路であったと考えられます。
流路は漆器が出土した鎌倉時代の川よりも以前から流れていたものです。
田んぼは、この流路よりもさらに前の時代の流路が埋まった跡に作られたことがわかりました。
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2015年11月11日
これまで、さまざまな木製品が出土した川の跡の掘り下げも最終段階です。
ようやく川底の礫が現れました。
今年の調査では、ここから18点の漆器が出土しました。
狭いながらもよく出てきたものです。
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潮干狩りではありません。 |
手足がつりそう・・・お願い、早く測って! |
2015年11月6日
漆器椀の出土地点を測量しています。
立っている男性が持つ紅白の長い棒の下に、出土した漆器椀があります。
棒の先端を漆器椀に軽く触れるか触れないかの位置で固定して、棒を垂直に立てます。
男性の顔の前あたりに小さな反射鏡がついており、ここから反射したレーザー光線を受けた測量機械が座標や標高を記録します。
この紅白の棒は鉄製のため、これだけ長いとかなりの重さになります。
気を抜くと漆器椀に突き刺さりかねず、緊張感がみなぎります。
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2015年10月30日
10月27日に紹介した田んぼの面をさらに下へ、古い時期の田んぼの面まで掘り下げていきます。
今度は砂の層ではないため、止めどころがちょっと難しいです。
「どこまで掘ればいいんですかー?」
「今よりもネットリと感じたら止めてくださいね。」
「・・・・・???」
頼りにしていますよ。皆さん!
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田んぼの底を掘りぬいたらダメですよ。 |
なかなかに迫力ある光景です。 |
2015年10月27日
この写真に写っている場所は、10月19日に紹介した砂の層の真下にあたります。
ご覧のような田んぼが埋もれていました。
現代の田んぼに比べると、いびつな形をしていますが、これは田んぼが当時の地形に合わせて作られたからです。
田んぼのそばには大きなあぜが造られていました。
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どっちを向いて歩いていたのやら? |
この写真は、田んぼの表面に近寄ってみたところです。
白いまだらがたくさん見えますね。
泥の中に細かい砂が踏み込まれて残った足跡です。
人と牛のものが混じっているようです。
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2015年10月19日
今日は作業員さんたちの作業が、いつも以上にはかどっています。
天気が良いおかげもありますが、掘っているのが細かい砂の層だからでしょうね。
この砂は、昔起きた大水で、当時の田んぼを埋めてしまったものと考えられます。
スコップを差し込むと、サクサクと気持ちの良い手ごたえを感じます。
「どこまで掘ればいいんですかー?」
「ちょっとネバッと感じたら止めてくださいね。」
「・・・・・?」
若干ペースが落ちました。
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大胆かつ慎重にお願いします。 |
巻いて巻いて〜 |
2015年10月6日
今日はいよいよ井戸枠を取り上げます。
まずは井戸枠の破片が剥がれ落ちないように、外側をラップでぐるぐると巻いていきました。
とくに壊れやすい所は柔らかい紙を当てて保護しておきました。
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一緒に巻いちゃうよ〜 |
今度は水をふくませた不織布を巻き付けました。
不織布は台所の水切り袋でもおなじみですね。
今回使った不織布は厚みがあり、保湿と緩衝材の役割を担います。
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カニシューマイの完成です!(冗談です) |
最後に、骨折箇所の固定などに使われているギプスを不織布の上からギュッと巻き付けました。
このギプスはグラスファイバー製の包帯で、使う前はねばねばした液に浸してあります。
水の中で軽くもんでから包帯を巻き付けると、化学反応で硬化が始まり、30分も経たないうちにカチコチに固まりました。
これで井戸枠の保護は完了です。このあと無事取り上げることができ、作戦は大成功でした。
保存処理を行うまでのしばらくの間は、このままの状態で湿度を保ちながら保管します。
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2015年10月5日
井戸枠の外側の土と石を、井戸枠を壊さないように慎重に取り除きました。
下のほうは小さな石、上のほうは人の頭ほどもある大きな石を使って、外側から井戸枠ががっちり固定されていました。
この大きな石が井戸枠にめり込み、大きな亀裂が入る原因となっていたのです。(8月26日の写真をご覧ください。)
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ガチガチに締まって歯が立ちませんよ。 |
発泡ウレタンがあふれないかとひやひやしました。 |
2015年9月30日
巨大な軍艦巻きのような謎の物体。いったいこれは何だ!?
正体は、これまでお伝えしてきた井戸枠で、ピンク色の隆起は、家の断熱材などに使われる発泡ウレタンです。いよいよ井戸枠取上げ大作戦の始まりです!
井戸枠の内側に大きなポリ袋を被せてから、発泡ウレタンをスプレーすると、シェービングフォームのような状態で噴出されます。
しばらくすると発泡してモコモコと膨らみ、すき間を満たしていきます。これが一晩で硬化して、発泡スチロールのようになります。
これで内側から井戸枠をがっちりと固定することができました。
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2015年9月16日
今日出土した珍品はこちらの木製品です。
槍の穂先のような形をしています。
木材の加工に使われていたヤリガンナを模したものかもしれません。
実用品ではなく、まじない具や祭具の一種ではないかと考えています。
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手のひらに載るくらいの大きさです。 |
卒塔婆(左)の長さは137cmもあります。 |
2015年9月15日
今日は珍しいものが出土しました。
右側はおなじみの漆器椀です(といっても、普通はこんなにいくつも出土しないのですが)。
左側の細長い板は卒塔婆(そとば)です。塔婆(とうば)とも言います。
卒塔婆は供養塔の一種で、現代でもお墓の後ろに立ててあるのを目にしたことがあるかと思います。
木製の卒塔婆が使われ始めるのは、平安時代の終わりごろから鎌倉時代の初めごろとされています。
下坂本清合遺跡の時代と重なることから、これはとても古い時期の卒塔婆であると言えます。
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2015年9月6日
地元の皆さんを対象に、遺跡の調査状況の説明会を開きました。
朝からあいにくの雨だったため、見学者がおいで下さるか心配だったのですが、28名の見学者をお迎えすることができました。
どうもありがとうございました。
当日の様子や配布資料は、別ページの、「遺跡の現地説明会」で紹介していますので、どうぞご覧ください。
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どしゃぶりの雨の中で・・・ |
久々に天候に恵まれました。 |
2015年9月4日
今日はラジコンヘリコプターを使っての空中写真撮影です。
写真は、北東側から調査区の西半分を眺めた様子です。
淡い緑色の帯に囲まれた範囲では、たくさんの掘立柱建物跡が見つかりました。
帯の外側では、田んぼのあぜと耕作痕が見つかりました。
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同じ場所での建て替えも行われていたようです。 |
これは真上からの写真です。上が北です。
青い四角形の位置に掘立柱建物が建てられていたようです。
井戸は左下側の赤い円の位置で見つかりました。
建物跡が見つかった範囲は、周囲よりも地盤が高くしっかりとしています。
地盤が高い土地は人が住む場所、低い土地は農作物を作る場所というように、土地を使い分けていたようです。
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2015年8月26日
写真は井戸の底の石を取り除いたときの、井戸枠の内面の様子です。
大きな亀裂がいくつか入っているのがわかりますね。
今は井戸枠の外側を埋めた土にへばりついた状態で、筒形の形を保っていますが、その土を取り除くと、きっとバラバラに壊れてしまうでしょう。
どうすれば井戸枠を今のままの状態で取り上げることができるのか?何かいいアイデアはないでしょうか?
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崩壊寸止め状態です。 |
予想以上に残りが良いです。 |
2015年8月19日
8月5日に紹介した井戸の、井戸枠の内側に溜まった土がすべて掘り上がりました。
井戸枠の直径は約40cmで、上のほうは外側からの土圧のため、形がゆがんでいます。
井戸の底には握りこぶしくらいの石が詰められています。
これは井戸枠を内側から固定するためと、湧水に混じる砂をろ過するためのものと考えられます。
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細かい縦筋がびっしりと。 |
井戸枠は2つの曲物(まげもの)の筒を2段に積み上げていました。
板と板の合わせ目は、桜の樹皮でとじ合わせています。
井戸枠の内側の表面には細かな縦筋が無数に刻まれています。
これは板を曲げやすくするための工夫です。下のほうに黒いものが付着しています。
これは井戸枠の水抜け防止や、防腐のために塗られた黒漆かもしれません。
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2015年8月18日
掘立柱建物の跡が見つかりました。
黒く見える小さな穴が長方形に並んでいるのがわかりますか。
この穴一つ一つに建物の柱を立てていたのです。
いくつかの穴には、当時の柱材の根本が残っていました。
他の場所でも建物跡がたくさん見つかりそうです。
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あ、そこにも柱穴があるかも! |
上の写真を撮っている場所で、くるりと左側を向いてみますと、こちらは耕作痕がひろがっています。
黒い筋状の痕跡の間に、黒い斑点が散らばっているのがわかりますか?
筋のほうが耕作痕で、斑点のほうは牛の足跡です。
おそらく牛に犂(すき)を引かせて耕していたのでしょう。
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上から見るとよくわかります。 |
これはかなりいいものですよ! |
2015年8月5日
さて、昨日から掘り始めた謎の穴の半分が掘り上がって、その正体がわかりました。
なんと井戸でした。
その証拠に、穴の中心に薄い木の板を筒形に丸めた曲物(まげもの)の桶が井戸枠として据えてあるのです。
時代はおそらく鎌倉時代の初めごろで、井戸枠の残りも良さそうです。
今後の調査の進展に期待が高まります。
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2015年8月4日
長い間、ベルトコンベアーを跨ぐ梯子の下になっていた場所をきれいにしてもらうと、周囲と違う土が円形に広がっていました。
どうも大きな穴が埋まっているようです。表面にはたくさんの石と、木片が顔を出していました。
ごみを埋めた穴かもしれないと思いながらも念のため、埋まっている土の半分を掘ってみることにしました。
するとどうでしょう、しっかりとした石組みと、木の板を曲げたものが現れました。これはひょっとすると・・・。
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何だか様子が変だぞ? |
舳先(へさき)が尖っていて速そうです。 |
2015年7月31日
昨日の興奮も冷めやらぬ間に、今日は舟形(ふながた)の木製品が出土しました。舟形とは、舟の形を模して作られたまじない具の一種です。
航海の安全を祈願するために、あるいは、けがれをはらうまじないに使われた人形(ひとがた)の乗り物として川に流したものと考えられています。
下坂本清合遺跡での出土は、一昨年に続いて2点目です。小さいながらもずっしりと重厚感があります。残念ながら船尾が欠けていました。
難破船?縁起でもないですね。
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2015年7月30日
5月1日に「下坂本漆器まつり」の開幕を宣言してからはや3ヶ月。
あれから全くの鳴かず飛ばずでしたが、いよいよ今日、待望の漆器椀が出土しました。ひび割れていますが、丸ごと残っているようです。
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周りも掘ってみましょうか。 |
さっそく出土状況の記録写真を撮影しようと、漆器椀の周りの泥を取り除いていると・・
すぐ隣からもう一つ出てきました!
久々の漆器椀の出土です。一同大盛り上がりの一日でした。
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きれいに撮ってね! |
土が薄いから慎重に・・・ |
2015年7月3日
作業員さんが掘っている、地面の黒くて細長い帯は、昔の人が田んぼや畠(はたけ)を耕した痕で、「耕作痕」と呼んでいるものです。
耕作痕はどれもだいたい同じ方向を向いていて、深さが2〜3cm程度しかない、とてもわずかな痕跡です。
牛や馬に犂(すき)を引かせて地面を耕した跡か、畠の畝(うね)の谷間の跡と考えられます。
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2015年6月29日
今日から1週間、鳥取市立気高中学校の男子生徒2名が、職場体験で発掘調査の作業に加わります。
今日の仕事は、空中写真撮影のための準備で、地面に薄くかぶっている砂や泥をきれいに取り除く、写真前清掃という作業です。
大人たちに混じって、見様見まねで作業を行いますが、力の入れ方が難しいようで、すぐにへとへとになってしまいます。
がんばれ、がんばれ。まだ始まったばかりですよ。
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紺色のジャージ姿の二人です。 |
今にも泣きだしそうな空模様 |
2015年6月18日
今日は朝から、高所作業車を使っての写真撮影です。
お隣の橋脚工事の皆さんにご協力いただき、工事現場の敷地内に入らせてもらいました。
降水確率50%の天気予報が出ていましたが、午前中はなんとか天気が持ちこたえてくれました。
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北東から撮影 |
横向きに水色の線で示したところは、田んぼの「あぜ」で、かまぼこ型に盛り上がっていました。
縦向きに桃色の破線で示したところは、地面の色が周りと違っていたり、足跡が集中していたりした範囲です。
地面の盛り上がりは残っていませんが、あぜの痕跡と考えられます。
後世の耕作で削られてしまったのでしょうか。
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2015年6月10日
朝、発掘現場に到着するやいなや、「木簡が出土していますので早く来てください!」との報告を受けました。
出土した地点は、既にお伝えした江戸時代以前の田んぼの土の中からでした。
しかも、調査区境界の壁ぎりぎりのところです。
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1枚目の木簡。一文字目は「八」? |
これはすごいと、すっかり現場は盛り上がり、出土状況の写真を撮影しました。
レフ板で光を当てたりして、まるでモデルの撮影会のようです。
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左側の壁から向こう側は調査区外 |
この日は午後になって、別の場所からもう一枚、木簡が出土しました。
1日に2枚も木簡が出土するなんて、下坂本清合遺跡では初めてのことです。
墨で文字が書かれているのですが、消えかけているのと、書体がくずれているのとで、うまく読むことができません。
近いうちに専門の先生にお願いして、読解していただく予定です。
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2枚目の木簡。達筆すぎて?読めません。 |
空がどんよりしてきました。 |
2015年6月2日
天気の崩れが予想外に早く、翌日の朝から雨になる確率が高くなりました。
このままではせっかく掃除したのに、空中写真撮影が中止になってしまいます。
そこで急きょ予定を変更し、今日中に撮影を行うことになりました。
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北(海側)から撮影。 |
作業員の皆さんにはギアをトップに入れてもらい、昼過ぎには何とか掃除も完了。
空撮カメラマンも奈良県から駆けつけました。
午後2時にラジコンヘリコプターが上空に舞い上がり、みごと撮影成功です。
みなさんお疲れ様でした。
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2015年6月1日
ラジコンヘリコプターを使った空中写真撮影に備えて、調査区全体をきれいに掃除しています。
撮影予定日は2日後ですが、予報では明後日に向かって天気は下り坂、とのこと。
撮影まで、なんとかお天気がもってほしいところです。
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掃除といっても、ほうきは使いません。 |
棚田のようなイメージです。 |
2015年5月28日
調査区の東端の様子です。
ぶ厚い砂の層を掘り下げると、周りよりも地面が一段深くなりました。
現れたのは江戸時代以前の田んぼの跡です。
おそらく、調査区の東側を流れる河内川が氾濫した時の砂が、低い場所の田んぼを埋めてしまったのでしょう。
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埋まっていた柱材。とても重かった・・・。 |
砂の中からは流れ着いた木の根っこや建物の柱が見つかりました。
砂で埋まった後も、その上で新しい田んぼが営まれていました。
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2015年5月19日
ややっ、これは中生代の鳥類の祖先の脚の化石か?
違います。
鉄製品で、おそらく漁具の「ヤス」です。
いつの時代のものかわかりませんが、このあたりがまだ川だったころ、漁師が使っていたものでしょうか。
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だいたい12cmくらいの大きさです。 |
今年はいくつ見つかるでしょうか? |
2015年5月1日
調査区北側の排水溝を掘削中に、漆器のお椀が出土しました。
鎌倉時代の河川の堆積物と、その上の田んぼの土とのちょうど境目あたりに埋まっています。
壊れていますが、朱色の花の模様がのぞいています。
下坂本清合遺跡ではこれまでにも大量の漆器が出土していますが、今年の「下坂本漆器まつり」、いよいよ開幕です!
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2015年4月30日
調査区の周りに、排水用の溝を掘削しています。
今年も大量の湧き水が予想されるので、その準備です。
また排水溝の壁で堆積の状況を観察することによって、遺跡のだいたいの様子をつかむことができます。
これを手がかり、足がかりに調査を進めるわけですが、実際は全部掘ってみないと分からないことだらけです。
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底の深さをあわせてくださーい! |
抜けるような青い空! |
2015年4月27日
ふと振り返れば、道路の橋脚工事がすぐ近くまで迫ってきています。
ちょうど昨年度に発掘調査をしたところです。
私たちの発掘調査も工事の皆さんに負けないように頑張ります。
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2015年4月22日
昨日から発掘作業員の皆さんが加わって、にぎやかな現場が帰ってきました。
今日は天気も良くて最高の気分です。
今年はどんな発見があるのでしょう。
今からワクワクします。
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何が出るかな? |
お日様が待ち遠しい・・・ |
2015年4月13日
下坂本清合遺跡の発掘調査も、今年で3年目を迎えます。
発掘調査の最終年度となりますが、今年も気合を入れて取り組みます!
今日からいよいよ表土掘削にかかりました。
そぼ降る雨の中からのスタートです。
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