実際に現地を歩いて遺跡を見つけることを「踏査」といいます。このとき注意するポイントは地面の形と地面に落ちているモノ。
山の上や斜面に不自然な高まりやへこみを見つけたことはありませんか?それは古墳や昔の住居かもしれません。耕された田畑などで土器の破片などを見つけたことはありませんか?そうした場所の地下には昔の村などがあるかもしれません。

 鳥取西道路の建設予定地では、いろんな場所で遺跡の発掘が行われていますが、やみくもにどこでも掘っているというわけではありません。
 道路などの開発工事が決まると、その予定地に遺跡があるかどうか、踏査(とうさ)や試掘(しくつ)が行われます。

 遺跡は意外と身近にあるもの。
 みなさんも、山歩きや散歩のとき、おかしな地形や、地面に落ちている土器を探してみませんか。

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