昔の人が地面に残した穴や溝、建物などの痕跡を「遺構」といいます。遺跡の発掘調査では、少しずつ土を掘り下げながら遺構をみつけていきます。
「どうやって、みつけてるの?」と聞かれることがあります。その答えは「土の色や土質、固さの違いなどから」。
たとえば、庭に穴を掘ってゴミを埋めたとき、周りの地面と、穴の中の土の色や固さは違いますよね。遺跡では、こうしたわずかな土質の違いから遺構をみつけていきます。

 かんたんな実験をご紹介。

 朝に食べるヨーグルト、おいしくて健康にもいいですね。
 そのまま食べるのもいいですが、私はジャムをかけて食べるのが好きです。

 まず、ヨーグルトを器に入れて表面を平らにならしましょう。
 そして、真ん中あたりに穴を掘ってジャムを入れ、その上からもう一度ヨーグルトをかけてかきまぜないように平らにしましょう。
 ジャムの入った穴は上から見えなくなりますね。

 そこまでできたら、今度は上からヨーグルトを食べていきましょう。少しずつジャムを入れた穴が姿をあらわすはずです。

 ご家庭の朝食に、発掘体験はいかがですか。

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